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PhotoshopやIllustratorの買い切りをお探しの方へ、Adobe社のアプリケーションソフトの買い切り版は終了し、月々/年間一括払いのサブスクリプションに移行されました。使用頻度の少ないユーザーにとっては何とも悩ましく割りに合わないコストです。そんなあなたに「買い切り」「低価格」「フォトショップやイラストレータの機能をほぼカバーする高機能」のオススメの代替えソフト。無料ソフトは使うな!「アフィニティフォト&デザイン」をオススメする理由とは…。
1)Affinityのソフトウェアについて
Adobe社のPhotoshopやIllustrator等はサブスクリプションでの提供となり、毎日の仕事で利用するようなヘビーユーザーにとっては買い切りよりも初期投資が少なく、また常に最新版を利用できるということでメリットもありますが、たまにしか使用しないようなユーザーにとっては利用頻度から価格に合わない…なんて嘆いている方も少なくないことでしょう。無料で使える代替ソフトも無いわけではありませんが、PhotoshopやIllustratorの機能を十分にカバーしつつ、操作性、使い勝手まで考慮すると、筆者の知る限りAffinity一択、他の選択肢はないと言ってもいいほど完成度の高いソフトウェアです。なおここではここではPhotoshopの代替ソフト「Affinity Photo」に着目して紹介しています。
「Affinity Photo」はAdobeの代替になるの?
以前、このような相談を受けました。「Photoshopは買い切りはないのか?、あるいはPhotoshopの代替ソフトないのか?」それほど頻繁に使わないのに毎月、使用料を払うなて高すぎるとの事でした。そこで色々と調べ、辿り着いたのが「Affinity Photo」。フォトショップの代替として実際に使えるか使用してみると、これが大正解。相談を受けた方の使用目的を満足させられる機能のみならず、WEBデザイナーにとっても「Affinity」は十分な機能が備わっており、脱Adobeが現時点でも全く問題はないと感じています。実際に相談を受けた筆者までもが「Affinity」を利用するようになり、完全に脱Adobeに至っております。
ズバリ、代替ソフトになります!フォトショップでできることは、Affinity Photoでもほとんどの事はできると考えていて良いでしょう。全てを把握しているわけではありませんが、一般的に使用されるような編集は可能です。他の代替ソフトを使用の方で機能不足でフォトショップのよう編集結果が得られないとお悩みの方にもオススメのソフトウェアです。
AffinityはPhotoshopの代替だけではない!
Affinityでは「Affinity Designer」「Affinity Photo」「Affinity Publisher」があります。Adobe社のPhotoshopが「Affinity Photo」でIllustratorが「Affinity Designer」、DTPソフトウェアのInDesignが「Affinity Publisher」といったところでしょう。また、この「Affinity Publisher」は「Affinity Designer」と「Affinity Photo」も一緒に購入する事で全機能が、シームレスに切り替え使用することができます。イメージとしてはAdobe XDのような使い方ができるという感じでしょうか。しかもAdobe XDように重くなく、軽快に動いてくれます。このような高機能なソフトウェアですので、これまでAdobe社のソフトウェアに頼るしかなかったデザイナーの方にも注目されつつあります。ただし、印刷物では印刷業社へのデータ入稿はIllustratorとなり現時点ではAffinity Designerに対応していないところがほとんど(一部対応している印刷業社もあるようです)。また企業や企業案件を受ける場合でも、同様のことが考えられますので簡単に脱Adobeとはいかないかもしれません。とはいえ先々そんな日も訪れるのではないかと予感させられるほど、Affinityは将来性を感じさせられるソフトウェアです。
- Affinity Designer = Illustrator
- Affinity Photo = Photoshop
- Affinity Publisher = InDesign/XD
買い切りで破格の安さ
なんといっても驚きなのが、その価格の安さ「Affinity Designer」「Affinity Photo」「Affinity Publisher」が各6,100円全部揃えても18,300円。もちろん買い切りでこの価格です!さらに今ならこれより50%Off(2021/4現在)で購入可能となっています。いつまでこの価格で提供されるかわかりませんが、Adobe代替ソフトを検討しているのであれば悩む必要もないのではないでしょうか。なお、MAC用、WINDOWS用があり、共通では使えませんので両方のOSで使いたい場合、MAC用、WINDOWS用をそれぞれ購入する必要があります。この他、IPad用も各2,440円で販売されています。MAC用ではM1チップのMACにも対応しております。筆者もM1 MACで使用しておりますが大きなトラブルもなく使用できております。
買い切りではありますが、常にソフトウェアにアップデートをリリースされており、1.x アップデートの場合において、無料で提供されるとのこと。2021/4月現在は、「Affinity 1.93」ですので、恐らく「Affinity 2.x」になった場合は新たに購入しなければ最新のものを利用することはできないと思われます。(メーカーサイトには現時点では1.xのアップデートは無料提供となっているが、もしかしたら、2.x以降もそのまま無料アップデートができる可能性も無いとはいえません…。たぶん有料だと思いますが。)「Affinity 1.9」で問題なければ最新を購入する必要もないわけなので、そのまま使うも良し、価格も手頃なので、機能次第では新しいバージョンを購入するも良し。
現在「Affinity 1.9」という事で、2.0が目前ということもあり、50%のキャンペーンとなっているのではないかとの勝手に解釈しているが、2.0が大幅なバージョンアップとならないなら、1.9でしばらくはこれで十分かも!?。
ライセンスについて
ライセンスに関する内容はAffinity ヘルプとサポートより、抜粋させていただき、補足説明も付け加えてご案内します。なおライセンスの内容が今後、変更にならないとも言い切れませんので、念の為、ご自身でご確認の上ご利用ください。
「SerifソフトウェアをMacとWindowsの両方のプラットフォームでご使用になる場合は、それぞれのライセンスをご購入いただく必要があります。」
Mac用、Windows用のライセンスは共通ではないので両方のOSで使用する場合はMac用、Windows用の2つのライセンスを購入しなければならない。
では、PCは何台まで使用可能か?という件ですが、
個人が私的な目的に使用する場合であれば、個人が所有するまたは管理する、Windowsコンピュータ、またはMacコンピュータのどちらか(お客様の購入済みライセンスによって決まります)に直接、Serif Softwareの1コピーを個人の目的のためにダウンロード、インストール、使用、および実行することができます。
営利を目的とする法人の場合は、(a)特定の1人の個人が使用、所有、または管理する、WindowsコンピュータまたはMacコンピュータ(お客様の購入済みライセンスによって決まります)上でその個人が使用するために、あるいは(b)お客様が所有または管理する、1台の共有のWindowsコンピュータまたはMacコンピュータ(お客様の購入済みライセンスによって決まります)上で複数の個人が使用するために、Serif Softwareの1コピーをダウンロード、インストール、使用、および実行することができます。
同じOS(MACまたはWindows)のPCであれば個人の場合は、ライセンスを取得した個人(一人)のPCであれば複数台で使用可能。法人(チーム)利用であれば、1台のPCのみのライセンスとなりますが、複数人での利用は可能となるようです。
2)メリット
Adobeと遜色ない高機能
Affinityは低価格にもかかわらず「プロ向けの本格ツール」としての機能が備わったソフトウェアです。現に筆者同様にAdobeからAffinityへ乗り換えるデザイナーも増加しているようです。また前述のように、編集機能としてPhotoshopでできることは「Affinity Photo」でIllustratorでできることは「Affinity Designer」で、概ね可能。個人ブロガーやWPテーマやテンプレートを使ったホームページで写真加工などに使用するだけであれば「Affinity Photo」のみで、WEBデザイナーやDTP関連の仕事をされる方はの方であれば「Affinity Designer」、「Affinity Publisher」まで全て揃えておくと、本格的な編集作業が可能となります。
買い切りで価格が安い
「LightroomとPhotoshopが使えるプラン」が1,078 円/月〜」に対し、「Affinity Photo」買い切りで、6,100円、現像機能もついています。Photoshop6ヶ月分でその後もずっと使用できるのはコスパ最強です!しかもタイミング次第では割引により格安ゲットできる可能性も。
ソフトウェアの動作が軽い
Adobeのソフトウェアはスペックの低いPCなどでは特に重くなりがちでパフォーマンス面ではイライラすることも少なくなかったが、Affinityは動作がとにかく軽い!、体感的にもその違いを実感できるほど明らか。ストレスなく、快適な作業ができるのもメリットとして大きい。
3)デメリット
操作に慣れるのに時間がかかる
まだまだ、Affinityの使い方に関する情報も少なく、何よりUIが違うので使い慣れるまでに少々時間がかかります。慣れてくると、むしろAffinityの方が作業性が良く使いやすい面も少なくないかもしれません。
縦書き非対応
日本語の縦書きに対応していない。裏技的な書き方はあるようですが、作業性はよくないようですので縦書きを多用する方はAdobeが良いでしょう。
印刷物・企業や企業案件向きではない
前述の繰り返しになりますが、現時点では印刷物では印刷業社へのデータ入稿はIllustratorとなり現時点ではAffinity Designerに対応していないところがほとんど(一部対応している印刷業社もあるようです)。また企業や企業案件を受ける場合でも、同様のことが考えられますので簡単に脱Adobeとはいかないでしょう。
バージョンアップの場合に買い替えが必要
買い切りのアプリなので致し方ないことですが、常に最新のバージョンを使用する場合、バージョンアップ時には購入の費用がかかります。それでもこの価格ですので最新バージョンを利用し続けたとしてもAdobeのアプリよりはかなりコスパが良いといえます。また最新に拘らなければ同じバージョンを使い続けることもできるので、この件に関してはデメリットにならないかもしれません。
4)最後に
AffinityはAdobeに勝るとも劣らない「プロ向けの本格アプリ」でありながら、買い切りで低価格とコストパフォーマンスに優れています。まだまだ、国内シェアは低いためデザイナーにとっては印刷物・企業や企業案件としては使えないケースもあり、完全な脱Adobeは難しいいですが、機能面でだけで言えば、Affinityだけで問題ないレベルまで来ており、用途によってはAffinityへの乗り換えは全く問題ないと考えます。またこれだけの機能とコストパフォーマンスであれば、国内シェアも伸び近い将来、印刷物・企業や企業案件でも利用可能なソフトウェアになり得る可能性も十分に考えられます。また個人ブロガーやWPテーマやテンプレートを使ったホームページなどで写真加工などライトユーザーにも低価格で利用できるのメリットも大きいと考えます。まだまだ知識の乏しいライトユーザーにとっては情報が少ないために導入時は苦労するかもしれませんが、将来性もあり長い目で見ても検討するだけの価値のあるアプリです。
図形や画像を文字の形に切り抜く方法「Affinity Photo Designer」 選択範囲をぼかす方法Affinity Designer・Photo